被災地復興と少子高齢社会のために (社)てあわせ 「生死の中にひとつの花を咲かせましょ」

復興と希望の桜の森

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復興と希望の桜の森構想とは

  • 鎮魂の桜森公園として災害の記憶を後世に伝え、慰霊碑・供養塔を建立する
  • 被災児童を対象とした寺子屋体験を通して希望と冒険の森づくりを推進し、自然と命のふれあいを考える。
  • 木育て人育て。人の森づくり”を基本に、他団体と協働しながら、子供たちの教育環境を支援する。
  • 多くの人が協力し、縁(えにし)を結び協調しあう意味を”人の森づくり”と重ね、コンセプトとする。
  • 欅(ケヤキ)には、ツリーハウスをつくり、見張りの”とりで”とする。
  • 杉を間伐し、ツバキやもみじなど常緑と紅葉樹をバランスよく植栽する。

 

観音寺さくら樹木葬 2015-03-29 17.01.08

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h28に森の見晴らしとりで、ウッドデッキ、トイレ、ターザンロープが完成しました。
ブルベリーやいちごなどの実のなる木も植えました。夏にはカブトムシなどの虫取りもできます。

この場所は宮城県石巻市皿貝地区、観音寺の森です。
石巻は東北の沿岸・津波被害南北600キロの地理的中心に当たります。
また、石巻地域は震災の全犠牲者の1/3にあたる、約6千人が亡くなっています。
慰霊碑建立予定地は、学校管理下における戦後最大の84人の児童生徒が犠牲になった大川小学校まで6キロの位置にあります。

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地元特産の硯で有名な雄勝石をスライス状にして、犠牲者の数(15882枚)を敷き詰めます。
手前右は震災地の方向を示すステンレス鏡面仕上げで、桜や空が映り込みます。
桜の森では今までに、3回の植樹作業(h25.3現在)で、66本のオオヤマザクラを植樹。
桜は寒苦を経て、春一番に咲くように、
花となって生まれ変わり、いつも見守り決して忘れません。

鎮魂(復興と希望)の森は、生者と死者の交流の場

古来、人は亡くなるとその魂は山に帰ると言います。
犠牲者の御霊(みたま)が安らぐ場所、それが鎮魂の桜の森です。
「鎮魂はマイナスからゼロに引き上げること、供養はそのあとのこと」
と誰かが言ったように、
あまりにも突然の災害で亡くなった方々の鎮魂供養の場として、
いつまでも忘れないという想いをこめ、
桜の森の慰霊碑の建立を発願いたします。
また、この桜の森は、公園としても現在整備中です。
森林セラピーという療法がありますが、大切な人を亡くし、精神的に病んでいる方もいます。
そのような時、この森を散策することによって、森の空気によって心と体を癒すことができるのです。

さらに春から秋にかけて、この山は子供たちの探検や冒険の森、フィールドアスレチックとして、寺子屋野外活動の場としても活用することができます。

このようにこの森は、生きる者(生者)と死者(御霊)の交流・交信の信仰の場・祈りの場でもあります。

 

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なぜ 桜なのか・・?

桜は日本の象徴であり、桜は東北人そのものです。
寒い冬をじっと耐え、春一番に花を咲かせ、短い期間に散っていく。
その花の散り際は無常を現し、そこに誰もが命の尊さを実感するのです。

グリーフケア(悲しみに寄り添う)としての桜

未曽有の大災難に会い、大切な家族を失い、いまだに不明の人も多くいます。
生き残った人も、”自分だけ”という自責の念を抱えて苦しんでいます。

こんな時、なんと言葉をかけたらいいのでしょう?
人間の言葉は、時として非力であり、無力です。
ただ、そばにいて悲しみと寄り添うことしかできないのではないでしょうか。
そんな時、自然や花がどんなに心を癒してくれることか・・・

ある御老僧から、こんな話を聞きました。

両親を突然の事故で無くした幼い兄弟に、その住職は寺の一角に桜の木を植えてあげたそうです。
「この桜は、あなた達のお父さん、お母さんです。桜が咲く頃に毎年お参りに来るんだよ」・・と
最初の数年は、兄弟にとって悲しい花が咲いたことでしょう。
それからまた数年後、子供たちは墓参の帰り、桜の木の下で弁当を広げ、花見をしていく姿が見受けられたそうです。
子供たちは「和尚さんありがとうございます。この桜を見ると、両親がここにいるような気がします。家族が一緒に過ごせるように感じます」

まさに桜の樹が”人格”をもつようになるのだ、と御老僧は言います。
悲しみを癒し、悲しみに寄り添う桜。
魂を鎮める桜ともいえるでしょう。

今回の震災で、多くの小さな子供たちの命が失われました。
この悲しみを、桜が見守り寄り添ってくれるのではないかと思います。
また、子供たちが、桜に生まれ変わることができないかと考えるのです。
桜にはグリーフケア(悲嘆回復)のチカラがあると確信します。

桜と無常

2011年6月、作家の村上春樹はスペインの「カタルーニャ国際賞」を受賞し、スピーチを行いました。
その中に、無常(mujou)という言葉で、生きるものの定めとして、必ず”滅び”があるのだと言っています。

桜はなぜ美しいか?
一言でいえば、それは花が散るからです。
桜は、花を散らせることによって無常を表現し、我々に命のはかなさ、尊さを教えてくれます。
「花は愛惜(あいじゃく)に散り、草は棄嫌(きけん)に生うるのみなり」
道元禅師の言葉です。
惜しまれながら散っていく。そこに美しさを見出すのではないでしょうか。
無常だからこそ、命の尊さが輝きを増します。
桜は命の尊厳も、私たちに教えてくれるのです。

桜からチカラを頂く

桜に鎮魂と追悼の思いを込め、そこから這い上がり立ち上がる復興のチカラを授かりましょう。

桜はやがて大きく成長し花をつけ、何もなかったかのように優しく見つめてくれるはずです。
桜は、ゆっくりと時間をかけ、悲しみ苦しみを自然に受け入れることを、私たちに教えてくれるのです。
国内外の多くの方々から苗木や支援をいただくことによって、東北との縁(えん)を結び、手をあわせ、光に向かって歩みたいと思います。

お気軽にお問合せ下さい。 TEL 0191-43-3932

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